メンズ脱毛の店舗ページを見ていると、よく目にするのが「女性スタッフ在籍」という表記です。
女性スタッフに施術してもらいたい男性なら、
「ここなら女性スタッフが担当してくれるんだ」
と思うかもしれません。
特にメンズのVIO脱毛では、施術者が男性か女性かを気にして店舗を選ぶ人もいます。
ただ、ここにはかなり大きな落とし穴があります。
【重要】「女性スタッフがいること」と「女性スタッフが脱毛を担当すること」、さらに「VIOまで女性スタッフが担当すること」は、別です。
実際に、ヒゲや身体の脱毛は女性スタッフが担当し、VIOになるタイミングだけ男性スタッフに交代する運用を採用しているクリニックもあります(後述するメンズリゼの例など)。
「女性スタッフが多そうだから」という理由だけで予約すると、当日になって想像していた施術体制と違うことがあります。

実際に「VIOだけ男性スタッフ」はあります
これは単なる想像ではありません。
実際にメンズリゼは公式サイトで、
- VIO脱毛は男性看護師が担当
- VIO以外は女性看護師が施術する場合がある
- 看護師の男女の指名はできない
という施術体制を案内しています。※提携院では一部運用が異なります。
つまり、予約内容によっては、
「最初は女性看護師が担当」→「VIOは男性看護師が担当」
ということが普通に起こり得ます。
店舗に女性スタッフがいることも、女性が脱毛施術を行っていることも事実です。
そうであっても、「VIOを女性が担当する」とは限りません。
ここが店舗情報を調べるときに非常に間違えやすいポイントです。
「女性スタッフがいたのに話が違う」わけではない
この場合、店舗が嘘をついているわけでもありません。
「女性スタッフ在籍」と書いてあるなら、女性スタッフが在籍していることを示しているだけだからです。
問題なのは、利用者側から見ると、
「女性スタッフ在籍=女性が施術=VIOも女性が施術」
と、無意識に3段階をつなげて読んでしまいやすいこと。
しかし実際には、この3つは分けて確認する必要があります。
VIOの担当は、店舗によってかなり違う
さらにややこしいのが、メンズVIO脱毛には業界共通の「男性が担当」「女性が担当」というルールがないことです。
たとえばレイロールは公式FAQで、VIO・お尻については基本的には男性スタッフが施術するものの、場合によっては女性スタッフが担当することもあると案内しています。男性スタッフを希望する場合は事前相談も可能としています。
一方で、女性スタッフがメンズのVIOを担当するエステ・クリニックもあります。
ですが、実際の施術体制そのものが途中で変わることもあります。
例えば、真愛病院では、以前は男性のVIO脱毛を男性スタッフが担当していましたが、2025年に女性スタッフ2名体制へ変更すると公式に案内しました。
女性スタッフに抵抗がある利用者については、男性形成外科医がいる曜日を利用する方法も案内されています。
つまり、
「この店は男性スタッフ」「この店は女性スタッフ」
と店舗単位だけで単純に分類できないケースもあります。
部位、店舗、曜日、院、シフト、時期によって変わる可能性があるからです。
実際に施術を受けた人も「担当者の性別」を気にしている
これはサイト運営者が気にしている細かい話でもありません。
実際の利用者の口コミやSNSを見ても、VIOを誰に担当してもらうかを事前に考えている男性がいることがうかがえます。
施術する側からすれば日常的な業務でも、受ける側にとってVIOは特別、かなりプライベートな部位です。
「絶対女性がいい」という男性もいれば、
「女性には見られたくないので男性がいい」という男性もいます。
どちらが正しい、ではありません。
重要なのは、本人が選ぶための情報が予約前に確定できるかどうかです。
女性スタッフを希望してVIOを受ける男性もいる
女性スタッフによるVIO施術を希望する人の声もあります。
女性スタッフによるメンズVIO脱毛を提供するサロンが公開している利用者インタビューでは、「男性スタッフに触られることへの抵抗」などを理由に女性スタッフ対応の店舗を選んだという回答が紹介されています。
もちろん、こうした声は一店舗の利用者インタビューであり、個人の感想です。
また「女性の方が丁寧」「男性の方が安心」と一般化することはできません。
ただ、施術者の性別を店舗選びの条件にしている男性が実際に存在することは分かります。
だからこそ「女性スタッフ在籍」だけでは、情報として足りないのです。
掲載店舗を確認すると、VIO担当まで書いている店は少ない
当サイト(メンダツ)では、掲載している3195件を確認してスタッフの性別に関する公開情報を集計しました。
そのうち、「脱毛施術スタッフ女性のみ」と公表しているのは2227件でした。
ところが、VIO担当者の性別まで明確に公表している店舗はかなり少なくなります。
- VIOを女性が担当すると確認できた:16件
- VIOを男性が担当すると確認できた:98件
- VIO担当者の性別について明確な記載なし:148件
つまり3195件中148件では、公開情報だけではVIO担当者の性別まで判断できません。
ここには重要な違いがあります。
「記載なし」は「女性が担当しない」という意味ではありません。
単純に、公開情報だけで確認できないという意味です。
メンダツでは、この「分からないものを分からないまま残す」ことを重視しています。
スタッフの名前や写真を見て性別を推測したり、「女性スタッフ多数だからVIOも女性だろう」と補完したりはしません。
「女性スタッフ在籍」を見たときは4段階に分けて読む
店舗ページを見るときは、次の4つを分けて考えると分かりやすくなります。
| 確認すること | 分かること |
|---|---|
| 女性スタッフ在籍 | 女性スタッフが店舗にいる |
| 女性スタッフが施術 | 女性スタッフが脱毛施術を行っている |
| 女性スタッフがVIOを施術 | メンズVIOまで女性が担当する |
| 女性スタッフを指定可能 | 自分の希望で女性担当を選べる |
特に注意したいのが、最後の「指定できるか」です。
女性がVIOを担当する店舗でも、毎回女性を指定できるとは限りません。
反対に男女両方のスタッフがいる店舗でも、予約時に相談することで希望に対応してもらえる可能性があります。

性別を「指定できる」と公表している店舗はさらに少ない
現在メンダツに掲載している3195件を確認したところ、担当者の性別を「指定できる」と明確に公表している店舗は8件にとどまりました。
一方で、
- 指定できないと明記:148件
- 指定可否について記載なし:182件
となっています。
ここでも、「書いていない=指定できない」ではありません。
電話や予約時の相談で対応してもらえる店舗も考えられます。
ただし、それをメンダツ側で「指定可能」と断言はしていません。
店舗自身が公表している情報と、こちらの推測を混ぜないためです。
「女性スタッフ希望」なら、予約前にここまで聞けばいい
VIO担当者の性別が気になる場合、「女性スタッフはいますか?」と聞くだけでは不十分です。
聞くなら、もっと直接的で構いません。
「男性のVIO脱毛は、男性スタッフ・女性スタッフのどちらが施術しますか?」
女性を希望する場合は、
「VIOを女性スタッフに担当してもらうことはできますか?」
まで聞けば、ほぼ誤解はありません。
さらに気になる場合は、
- 毎回同じ性別のスタッフを希望できるか
- 希望は予約時に伝える必要があるか
- 当日のシフトによって変わるか
- 全身+VIOの場合、途中で担当者が変わることがあるか
- VIO施術中は完全個室か
まで確認しておけば安心です。
特に「全身+VIOの場合、途中で担当者が変わりますか?」は意外と重要な質問です。
女性スタッフに全身を施術してもらっていても、VIOのタイミングで
「担当が変わりますので少々お待ちください」となる可能性は、実際の施術体制として十分あり得るからです。
「誰がいるか」ではなく「誰がVIOを担当するか」を見る
「女性スタッフ在籍」は、嘘でも誇大表現でもありません。
ただ、メンズVIO脱毛を検討している人が知りたい情報とは少し違います。
知りたいのは、女性スタッフがいるかではなく、自分のVIOを誰が施術するのかですよね。
実際、
「女性スタッフが多い」
「女性スタッフが施術している」
「VIOも女性スタッフが施術する」
「女性スタッフを指定できる」
の間には、それぞれ大きな違いがあります。
メンダツではこの違いを曖昧にせず、店舗が公開している情報をもとに、VIO担当者の性別まで確認できた場合だけ掲載しています。
これからメンズVIO脱毛を受けるなら、料金や脱毛機だけでなく、「誰に施術されるのか」も予約前に確認してみてください。
当日ベッドに横になってから知るより、予約前に分かっている方がずっと気楽です。

