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メンズ脱毛店の「施術者の性別」をどう調べているか ― メンダツの掲載基準と一次情報の集め方

メンダツが施術者の性別の調査方法、掲載基準、一次情報の集め方を解説するイラスト

メンズ脱毛のスタッフ体制を調べていると、「このサイトに書いてある性別、本当に合っているのかな」と思うことがあるかもしれません。

当然の疑問です。公式サイトに書いていない情報を、メンダツはどこから集め、どういう基準で「確認できた」と判断しているのか。ここでまとめて説明します。

そもそも、公式サイトにはほとんど書かれていません

メンズ脱毛のサロン・クリニックを一通り調べると分かりますが、施術スタッフの性別を公式サイトに明記している店舗はかなり少数です。

料金・脱毛機種・通いやすさは比較できるのに、担当者の性別だけは予約当日まで分からない。この情報の空白が、このサイトを作った理由でもあります。

では、書かれていない情報をどこから確認しているのか。当サイトが一次情報として扱っているのは、次の4種類です。

一次情報として扱っている4つの情報源

情報源 何が分かるか 扱い方
掲載ページの表記
(ホットペッパービューティー等)
店舗自身が付けたスタッフの在籍・体制表記 下記の6通りの読み替え表に沿って機械的に判定する
公式サイトのFAQ・コラム クリニックが明記している施術者の性別方針 明記があるものだけ掲載し、推測はしない
電話確認 今日時点で実際にどう運用されているか 確認した日付と、回答された内容をそのまま本文に書く
来店確認 編集部が実際に体験した事実 施術の提供を受けた場合は、その旨を必ず明示する

上から下にいくほど、手間はかかりますが根拠は強くなります。掲載ページの表記は更新が遅れることがありますが、電話確認は「今日」の事実が返ってきます。

「女性スタッフ在籍」をどう読み替えているか

サロンについては、ホットペッパービューティーの掲載ページを一次ソースとして扱っています。掲載ページは店舗自身が管理しているため、店が公表した情報として信頼できると判断しているからです。

ただし、書かれている文言をそのまま鵜呑みにはしません。表記のパターンごとに、次のとおり機械的に読み替えています。

掲載ページの表記 当サイトでの扱い
「このサロンの施術者は男性です」 男性スタッフのみ
「女性スタッフ在籍」だけ(男性の注記が無い) 女性スタッフのみ
「女性スタッフ在籍」+「施術者は男性となる場合があります」 男女とも在籍
「施術者は男性となる場合があります」だけ 男女とも在籍
「女性スタッフ・男性スタッフともに在籍」 男女とも在籍
どれも無い 未確認(埋めない)

この6通り以外の読み方はしません。スタッフの名前や写真から性別を推測することもありません。

クリニックは、この掲載ページ自体に性別の記載が無いことがほとんどです。そのため公式サイトのよくある質問やコラムを確認し、明記があるものだけを掲載しています。

VIOの担当は、もう一段厳しい基準で判定しています

「女性スタッフ在籍」と「VIOを女性が担当する」は別の情報です。この違いは、当サイトの別の記事でも詳しく説明しています。

そのため、店舗ページに「VIOは女性が担当」と書くのは、VIOの担当が女性だと名指しで公表されている場合だけです。「女性スタッフ多数だから、VIOもおそらく女性だろう」という補完はしません。

結果として、VIO担当者の性別まで確認できている店舗は多くありません。分からないものを分からないまま残すことを、正確さより優先しています。

電話確認・来店確認は、掲載ページの表記より強い根拠として扱う

掲載ページの表記や公式サイトの明記は、あくまで「店が過去に公表した情報」です。運用が変わっていても、表記の更新が追いついていないことがあります。

そこでより確実な情報として、電話確認と来店確認の2つを一次情報の上位に置いています。

電話確認は、編集部が店舗へ直接問い合わせて得た回答です。来店に比べて1店あたりの手間が小さいため、掲載を増やしながら一次情報の質を保てる、数少ない方法だと考えています。掲載するときは、確認した日付と、聞いた範囲で回答された内容だけを書きます。聞いていないことまで「たぶん同じだろう」と広げて書くことはしません。

来店確認は、編集部が実際に店舗へ行って確認した事実です。このとき、自費で来店した場合と、施術の提供を受けて来店した場合(モニター)を、区別して掲載しています。表示を分けているのは、施術の提供という便益を受けたことを、あとから判断するのではなく、最初から構造として明示するためです。どちらの場合も、書くのは受付から会計までの手順と、確認できた事実だけです。効果や痛みの感想は書きません。

編集部自身の脱毛経験は、根拠ではなく「問いの出どころ」として使う

編集部は、このサイトを作る以前から脱毛を利用してきました。家庭用の光美容器・家庭用レーザー機器のほか、脱毛サロンと医療機関にも通っています。光脱毛(IPL・SHR)だけでなく、ダイオードレーザー、アレキサンドライトレーザー、Nd:YAGレーザーによる施術も受けています。

ただし、この経験を掲載の根拠には使いません。根拠として扱うのは、上に挙げた4つの情報源だけです。編集部が「そうだった気がする」と覚えていることは、掲載の項目には上げません。

とくに医療機関については、編集部自身に施術を受けた経験がある場合でも、個人の治療結果をもとに効果を評価したり保証したりする記事は作りません。医療脱毛は自由診療で、結果には個人差があります。そもそも、このサイトは効果を比べるためのものではありません。

では何に使っているかというと、「利用する前に、何が分からなくて困るのか」を見つけるためです。「女性スタッフ在籍」と書かれた店でVIOを予約したときに、結局その日まで担当者の性別が分からない。カウンセリングの担当者と、施術の担当者が別の人だった。こうした空白は、公式サイトを外から眺めているだけでは項目になりません。

見つけた疑問は、そのまま掲載の項目になっています。カウンセリング担当の性別、医師の性別、VIO施術時の着衣、シェービングを誰がするか。いずれも料金表を比べているだけでは出てこない項目で、しかも「誰が担当するか」に直結します。

そのうえで、項目を埋めるときは経験に戻らず、公式サイト・公式のよくある質問・店舗への問い合わせで確認し直します。経験は問いを作るために使い、答えは一次情報から取る、という分け方です。記事の中でも、編集部の経験と、現在確認できる事実は分けて書きます。

掲載しない、埋めないと決めていること

確認の基準を厳しくする分、掲載できる情報は当然少なくなります。それでも、次のことはしないと決めています。

  • 未確認の項目を、周辺情報から推測して埋めない
  • スタッフの名前・写真から性別を判断しない
  • 男性が予約できない「女性専用」の店舗を、メンズ脱毛の一覧に含めない
  • 店舗どうしにランキングや「おすすめ」を付けない
  • 効果・痛みについて、患者や利用者の体験談を書かない

最後の2つは、医療広告ガイドラインおよび景品表示法上の要請でもあります。ただし当サイトでは、法令上の制約だからというより、それ自体が掲載情報の性質と合っていないという理由で守っています。このサイトが扱うのは「誰が施術するか」という体制の事実であって、施術がどれだけ効くか、どれだけ痛いかではありません。

いま、実際にどのくらい確認できているか

当サイトが掲載している3195件の内訳です。

スタッフ体制は、女性スタッフのみが2227件、男性スタッフのみが289件、男女とも在籍が565件、未確認が114件です。

根拠の内訳では、掲載ページの表記によるものが2468件、公式サイトの明記によるものが341件、予約サイト(楽天ビューティ)に登録されたスタッフの性別によるものが269件です。サロンとクリニックで情報の出どころが分かれるのは、サロン2855件・クリニック340件という内訳とも対応しています。

現時点では、掲載ページの表記と公式サイトの明記を中心に確認を進めています。電話確認・来店確認による一次情報は、今後、掲載店舗を増やす中で並行して積み上げていく予定です。増えた分は、その都度この記事の数字にも反映します。

情報が古くなっていたら

スタッフ体制・営業時間・料金は、店舗側の都合で変わることがあります。各店舗ページには最終確認日と確認元のリンクを載せていますが、来店・申し込みの前には、必ず店舗の公式サイトまたは電話でも確認してください。

掲載内容に誤りがある場合、または実態と違っている場合は、お問い合わせから連絡をいただければ、費用をいただかずに確認・修正します。掲載店舗の方からのご連絡も同様です。